家族の一員である愛犬にはちゃんとお金をかけてあげたいとは思いますが、毎日のペットシーツやごはん、病院代…など、結構お金がかかりますよね。アニコム損保の調査によると犬にかける月間費用は約28,000円です。犬を飼うのにかかるお金を少しでも節約したい。そんな人に無理のない範囲でできる節約のコツをご紹介します。
節約できるもの6選
節約しやすいものとしては消耗品がおすすめです。毎日使うものは少し安い商品に切り替えるだけで大きな効果が得られます。
ペットシーツ
ペットシーツは毎日使う消耗品です。
ペットシーツの使い方は人それぞれですが、おすすめは薄めのペットシーツを使うことです。
ペットシーツは厚さ、機能性で価格が変わってきます。
日本製のペットシーツは厚くて丈夫で、1枚28円。一方、薄いシートは外国製で、1枚22円。
薄いシートは吸水性の面でどうなの?と感じますが、実際使ってみて不自由がないくらいの吸水力でした。多少おしっこが広がりますが、漏れることはなく小型犬で3回分くらいは普通に吸収してくれます。
ただし、大型犬は尿量が違うので、吸水性の面でおすすめはできません。中•小型犬であれば問題ありません。
また、お留守番の時はシーツがいっぱいになってもすぐに交換できないので厚めのペットシーツを使うことをおすすめします。
おすすめ
・小型犬、中型犬
・薄めのペットシーツに変える
おすすめしない
・大型犬
・お留守番のとき
参考:無理なく節約。おすすめのペットシーツ比較。
ウエットティッシュ
愛犬の足を拭いたり、粗相をした時に使うウエットティッシュ。犬用のウエットティッシュも売っていますが、おすすめは赤ちゃんのおしりふきです。
赤ちゃんのおしりふきのメリット
・お肌に優しい柔らかい素材を使用
・余計な成分が入っていない
赤ちゃんに使える優しいウエットティッシュなので、わんちゃんにも安心して使えます。
価格面でも犬用ウエットティッシュに比べると半分の値段なのでおすすめです。
おすすめ
・赤ちゃんのおしりふき
歯ブラシ
愛犬の歯ブラシは人の子ども用歯ブラシがおすすめです。
犬用歯ブラシは結構高いです。一方で、子ども用歯ブラシはお手頃価格。
また、子ども用歯ブラシはヘッドが小さく犬にも使いやすくなっています。
注意点としては、選ぶときには「やわらかめ」の歯ブラシを選びましょう。
犬の歯は人よりやわらかいです。硬い歯ブラシを使うと歯や歯肉を傷つけてしまいます。やわらかめの歯ブラシを使い、優しくみがきましょう。
おすすめ
・人の子ども用歯ブラシを使う
・「やわらかめ」の歯ブラシを選ぶ
フード
フードも工夫次第で安くなります。もちろん、品質は落とす必要はありません。
フードには様々な種類、容量があります。同じフードでも容量を大きくするとその分安くなります。
例えば、あるフードではこのようになります。
1.2kg 727円 → 605円/kg
5kg 2,568円 → 513円/kg
12kg 4,564円 → 380円/kg
大型犬には大容量のフードがおすすめです。一方で小型犬にはおすすめはできません。フードは内袋を開けてしまうと酸化していき、カビが生えることもあります。1ヶ月くらいで食べきれる量を目安に購入しましょう。
また、ネットで購入する場合は、定期便やまとめ買いで安くなることも多くあります。容量を変えずに割り引いて買えるのでおすすめです。
おすすめ
・中型犬、大型犬:容量を大きくする
・定期便、まとめ買いの活用
おすすめしない
・小型犬:容量を大きくする
お手入れ代
耳掃除や爪切り、トリミングなどのお手入れ代は自分でやることで節約できます。
動物病院に行くと耳掃除や爪切りをやるか聞かれることがあります。当たり前ですが、そこでお願いするときっちりその分の料金が取られます。でも、お手入れをやるかどうか聞くときに料金の話はしないことが多いんですよね。
耳掃除は耳の中を拭かせてくれる子であれば、飼い主さんが家でやった方がいいです。わんちゃんにとってもその方が安心感があります。
爪切りやトリミングは心配であればプロにお任せするのもありです。
また、ブラッシングをすることで、毛玉ができにくくなります。毛玉があると、トリミング時に追加料金が取られることがあります。
おすすめ
・耳掃除、ブラッシング
できたらやりたい
・爪切り、トリミング
※ 心配ならやらないほうがいい
おもちゃ
犬のおもちゃは手作りもできます。
いらなくなったくつ下やタオルを丸めて結ぶだけで愛犬が喜ぶおもちゃになります。大好きな飼い主さんのにおいがついているので喜んで遊んでくれます。
また、おもちゃは100円ショップでも買えます。遊び方が激しい子であれば、値段の高い安いに関わらず、すぐにおもちゃを壊してしまいます。100円のおもちゃであれば壊れてしまってもまた買い換えればいいやという気持ちになりますよね。
おすすめ
・家にあるいらないもので手作り
・100円ショップを活用
ここは節約しない方がいい
病院代
健康診断や予防接種はちゃんと受けることをおすすめします。
健康診断を受ければ病気を早期発見できます。病気が早く見つかれば治療費も少なくなるので、結果的に医療費が少なくて済みます。
予防接種も同じです。病気を未然に防げれば病気の治療費はかかりません。
首輪・リード代
わんちゃんにとって命綱にもなるリードや首輪。値段も質もピンキリですが、安すぎる物は壊れやすく危険です。吟味して質のいい物を選びましょう。
まとめ:お金のかけどころにメリハリをつける
犬にかかるお金は少なくありません。消耗品は考え方次第で違う商品に置き換えることができます。ペット用商品は割高のものが多いので、人用の商品を活用してみてください。
お金をかける部分と節約する部分のメリハリをつけて、わんちゃんと楽しく暮らしたいですね。