
ペット保険ってどんなものがあるのか迷っていませんか?
「ペット保険について考える」
今回は楽天ペット保険のメリットとデメリットをまとめました。
楽天ペット保険とは
楽天ペット保険は楽天グループの楽天損保が運営しているペット保険です。
「いつも」から「もしも」まで使えるペット保険です。
保険の種類
現在、楽天ペット保険で新規加入できる保険は「スーパーペット保険」です。
スーパーペット保険には、「通院付き50%」「通院付き70%」「手術・入院」の3種類あります。
「もっとずっと少短」「あんしんペット保険」は新規取扱いを停止しています。
通院付き
「通院付き」の概要
補償対象:通院、入院、手術
プラン:50%、70%
新規加入:10歳11ヶ月まで
補償:一生涯
精算方法:後日請求(オンライン、郵送)
付帯サービス:獣医師相談サービス
特約:ペット賠償責任担保特約
割引:なし
通院、入院、手術のすべてが補償される保険です。
ペット保険の90%が通院で使われています。通院補償がある保険に入っていると安心ですね。
こんな人におすすめ
・通院の補償がほしい人
手術・入院
「手術・入院」の概要
補償対象:入院、手術
プラン:90%
新規加入:10歳11ヶ月まで
補償:一生涯
精算方法:後日請求(オンライン、郵送)
付帯サービス:獣医師相談サービス
特約:ペット賠償責任担保特約
割引:なし
手術・入院に特化した保険です。
お金のかかる手術・入院では、補償割合が90%と高くなっています。
1度の手術で何十万もかかってしまうペットの医療費では、90%補償されるとありがたいですね。
こんな人におすすめ
・もしもの時に備えたい人
・手術・入院に特化した補償がほしい人
保険料
基本保険料は犬種のサイズ、年齢によって決まっています。
(例)カニンヘン・ダックスフンドの場合(小型犬、年払い)
年齢 | 通院付き(50%) | 通院付き(70%) | 手術・入院(90%) |
---|---|---|---|
0歳 | 16,400 | 21,780 | 12,360 |
1歳 | 15,750 | 21,160 | 9,480 |
2歳 | 15,630 | 20,600 | 8,190 |
3歳 | 16,880 | 22,510 | 9,080 |
4歳 | 19,330 | 25,480 | 10,930 |
5歳 | 22,580 | 29,830 | 13,280 |
6歳 | 27,110 | 35,370 | 16,370 |
7歳 | 33,090 | 43,200 | 21,260 |
8歳 | 39,100 | 50,490 | 25,640 |
9歳 | 45,640 | 58,990 | 29,180 |
10歳 | 54,690 | 71,840 | 35,290 |
11歳 | 67,500 | 87,880 | 41,990 |
12歳 | 75,220 | 98,900 | 42,780 |
13歳 | 80,610 | 106,050 | 42,780 |
14歳 | 88,860 | 117,000 | 42,780 |
15歳 | 98,030 | 129,170 | 42,780 |
16歳 | 108,100 | 142,530 | 42,780 |
17歳 | 119,030 | 157,040 | 42,780 |
18歳 | 130,800 | 172,650 | 42,780 |
19歳 | 143,350 | 189,310 | 42,780 |
20歳~ | 156,640 | 206,950 | 42,780 |
※年齢は契約時、更新時の年齢です。
通院付きの保険の保険料は毎年上がります。こちらの表を参考にすると、1歳と10歳では保険料が約3.5倍も違うことが分かりました。
入院・手術に特化した保険では、11歳以降は保険料が定額です。
年払いにすると月払いに比べて、安くなります。
補償の内容
通院付き(50%) | 通院付き(70%) | 手術・入院(90%) | |
---|---|---|---|
通院 | 1日12,000円まで (年22日まで) | 1日15,000円まで (年22日まで) | - |
入院 | 1日12,000円まで (年25日まで) | 1日15,000円まで (年25日まで) | 1日25,000円まで (年25日まで) |
手術 | 1日120,000円まで (年3回まで) | 1日150,000円まで (年3回まで) | 1日500,000円まで (年3回まで) |
各保険の補償額には上限があります。
入院に関してはすべての保険で補償内容は同じになります。
手術・入院は「手術・入院」のプランで補償額が大きくなっています。
特に手術の補償が手厚いです。
入院と手術に特化した保険の特徴ですね。
補償の対象外
基本的に予防できる病気や健康体に対する医療は補償の対象になりません。
・契約以前に発症していた病気、先天性疾患
・ワクチンで予防できる病気
・妊娠・出産に関わる費用
・病気やケガにあたらないもの
・予防費用
・検査費用
・健康食品•医薬部外品
・代替医療
・治療付帯費用
予防医療である狂犬病の予防接種や混合ワクチン、フィラリアの予防薬は対象外です。マイクロチップの挿入費用も同様です。
意外ですが、医療目的であっても薬用シャンプーやイヤーローション、療養食、サプリメントは補償されません。
また、地震や噴火などの自然災害によって起こったケガも対象外になります。
特約
楽天ペット保険には特約を付けることができます。
ペット賠償責任担保特約
・愛犬が他人や他人のペットにケガをさせてしまった
・他人の物を壊してしまった
こんな事故によって法律上の賠償責任を負った場合、 1事故につき300万円まで補償してくれる特約です。
保険料はそれぞれの保険に月額55円プラスすることで加入できます。
楽天ペット保険のメリット
必要な保険を選べる
補償によって3種類から選ぶことができます。
免責金額がない
免責金額とは補償額のうち自己負担しなければならない金額のことです。
例えば、通院費10,000円、免責金額3,000円、プラン70%の場合の補償額は
(10,000 - 3,000)× 0.7 = 4,900円
免責金額がない場合は
10,000 × 0.7 = 7,000円
になるので、2,100円分もらえなくなるということです。
楽天ペット保険は免責金額がないので 1円から保険が使えます。
少額から使えるので通院でもしっかり補償され安心です。
歯科治療も対象になる
多くの保険で補償対象外になりがちな歯科治療も補償対象になります。
歯周病や治療のための歯石除去もしっかり補償されます。
今は3歳以上の犬の8割が歯周病と言われています。かかりやすい病気を補償してもらえるのは嬉しいですね。
楽天ポイントが貯まる
保険料の支払いによって楽天ポイントが貯まります。
たまるポイントは保険料の1%です。(年間上限3,000ポイント)
他にも楽天市場で使えるお買物クーポンがもらえたり、抽選でサンプルボックスがもらえたりします。
楽天経済圏の人にはお得です。
楽天ペット保険のデメリット
年間の回数、金額の上限がある
通院は年22日まで、入院は年25日まで、手術は年3回までの回数制限があります。また、年間の補償限度額も決まっています。
皮膚病や腎臓病などの慢性疾患で長期の通院になった場合、回数制限以上になってしまうことがあります。
待機期間がある
楽天ペット保険には30日の待機期間があります。
待期期間とは、契約が開始されていても補償されない期間のことです。
楽天ペット保険では、契約が開始されてから30日以内にかかった病気に関しては保険の対象になりません。
まとめ:シンプルで分かりやすい保険
・保険の種類は3種類。
・歯科治療も対象。
・待期期間がある。
・楽天ポイントがたまる。
気になる補償内容があったらまずは資料請求してみてください。
保険会社の資料を見てわんちゃんに合った保険を見つけてください。