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【ペット保険】SBIいきいき少短のメリット、デメリット

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ペット保険ってどんなものがあるのか迷っていませんか?

「ペット保険について考える」
今回はSBIいきいき少短の保険のメリットとデメリットをまとめました。

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SBIいきいき少短とは

SBIグループのペット保険です。ネット保険ならではの格安で提供しています。

保険の種類

SBIいきいき少短の保険はスタンダードとライトの2種類があります。

スタンダード

「スタンダード」の概要

補償対象:通院、入院、手術

プラン:50%、70%

新規加入:11歳11ヶ月まで

補償:一生涯

精算方法:後日請求

付帯サービス:24時間無料ペット健康相談サービス

割引:WEB割引

こんな人におすすめ

・通院、入院、手術のすべてで保険を使いたい人
・少額でも保険を利用したい人

ライト

「ライト」の概要

補償対象:通院、入院、手術

プラン:50%、70%

新規加入:11歳11ヶ月まで

補償:一生涯

精算方法:後日請求

付帯サービス:24時間無料ペット健康相談サービス

割引:WEB割引

「スタンダード」と「ライト」はほぼ同じ内容です。

違いは免責金額の有無。「スタンダード」には免責金額がありませんが、「ライト」には免責金額が設けられています。

こんな人におすすめ

・通院、入院、手術のすべてで保険を使いたい人
・保険料を安く抑えたい人

保険料

基本保険料は犬種のランク、年齢によって決まっています。

(例)カニンヘン・ダックスフンドの場合(品種クラスA、年払い)

年齢スタンダード(50%)スタンダード(70%)ライト(50%)ライト(70%)
0歳17,55024,5708,20011,480
1歳17,55024,5708,20011,480
2歳17,55024,5708,20011,480
3歳18,15025,4107,60010,640
4歳18,15025,4107,60010,640
5歳18,15025,4107,60010,640
6歳27,50038,50010,55014,770
7歳27,50038,50010,55014,770
8歳27,50038,50010,55014,770
9歳39,80055,72014,65020,510
10歳39,80055,72014,65020,510
11歳39,80055,72014,65020,510
12歳~終身57,90081,06020,50028,700
SBIいきいき少短 保険料一覧

※年齢は加入当初の年齢です。

詳しい保険料はこちら

保険料は3年に1回上がり、12歳からは定額になります。年齢が上がると保険料が高くなるところが多いので、定額になるのはありがたいです。

「スタンダード」と「ライト」では、「ライト」の保険料が1/2くらいでした。
高齢になるにつれ保険料の差は大きくなっています。

「スタンダード(70%)」と「ライト(70%)」の保険料上がり幅

スタンダード(70%)
5歳 → 6歳:38,500円 - 25,410円 = 13,090円
11歳 → 12歳:81,060円 - 55,720円 = 25,340円

ライト(70%)
5歳 → 6歳:14,770円 - 10,640円 = 4,130円
11歳 → 12歳:28,700円 - 20,510円 = 8,190円

「ライト」の保険料は圧倒的に安いですね。
免責金額が大きく影響しています。

年払いにすると月払いに比べて、3%くらい安くなります。

補償の内容

スタンダード(50%)スタンダード(70%)ライト(50%)ライト(70%)
通院、入院、手術500,000円まで
(年間)
700,000円まで
(年間)
500,000円まで
(年間)
700,000円まで
(年間)
免責金額なしなし5,000円
(1日あたり)
7,000円
(1日あたり)
支払限度額と日数

各保険の補償額には上限があります。
通院、入院、手術すべて合わせた支払限度額です。1日あたりの上限はありません。

また、「ライト」には免責金額があります。
1日あたりで設定されているので注意が必要です。

保険金の計算

通院1日、治療費10,000円の場合

スタンダード(50%):10,000 × 50% = 5,000円
スタンダード(70%):10,000 × 70% = 7,000円
ライト(50%):(10,000 × 50%)-(5,000 × 1日)= 0円
ライト(70%):(10,000 × 70%)-(7,000 × 1日)= 0円

通院1日(治療費20,000円)、入院6日(治療費180,000円)の場合

スタンダード(50%):20,000 × 50% + 180,000 ×50% = 100,000円
スタンダード(70%):20,000 × 70% + 180,000 ×70% = 140,000円
ライト(50%):[(20,000 × 50%)-(5,000 × 1日)]+[180,000 × 50%)-(5,000 × 6日)]= 65,000円
ライト(70%):[(20,000 × 70%)-(7,000 × 1日)]+[180,000 × 70%)-(7,000 × 6日)]= 91,000円

免責金額によって補償額に大きな差が出ています。

また、「ライト」では最低支払対象治療費が設定されています。1万円に満たない場合は保険金の支払いがありません。

これらの金額設定だと、実際のところ「ライト」の通院で保険金をもらうことは難しいと思います。

補償の対象外

基本的に予防できる病気や健康体に対する医療は補償の対象になりません

・契約以前に発症していた病気、先天性疾患

・ワクチンで予防できる病気

・妊娠・出産に関わる費用

・病気やケガにあたらないもの

・予防費用

・検査費用

・健康食品•医薬部外品

・代替医療

・治療付帯費用

予防医療である狂犬病の予防接種や混合ワクチン、フィラリアの予防薬は対象外です。マイクロチップの挿入費用も同様です。

意外ですが、医療目的であっても薬用シャンプーやイヤーローション、療養食、サプリメントは補償されません

また、地震や噴火などの自然災害によって起こったケガも対象外になります。

SBIいきいき少短のメリット

必要な保険を選べる

補償内容によって4種類から選ぶことができます。

保険料が安い

他社の保険に比べると保険料が安くなっています。

大手SBIグループに所属し、インターネットを活用することで人件費や経費を抑えているので、保険料を安くできています。

WEB割引

インターネットから申し込むと保険料が10%引きになります。

すべての期間で10%引きになるのでネット申し込みがお得です。

SBIいきいき少短のデメリット

年間の上限金額がある

それぞれ年間の上限金額が決まっています。

皮膚病や腎臓病などの慢性疾患で長期の通院になった場合、上限金額以上になってしまうことがあります。

また、上限金額は通院・入院・手術すべて合わせた金額のため、
通院で使う → 手術で使おうと思ったら上限金額に達していて使えなかった…
ということもあるかもしれません。

待機期間がある

SBIいきいき少短の保険には30日の待機期間があります。

待期期間とは、契約が開始されていても補償されない期間のことです。

SBIいきいき少短では、契約が開始されてから30日以内にかかった病気に関しては保険の対象になりません。

更新ができないことがある

ペットの健康状態が悪化した場合、契約を更新できなくなることがあります。
慢性疾患(皮膚病や糖尿病など)は通院・治療が長期化するため、更新できなくなることもあります。

…ただし、ペットの健康状態その他会社の定める基準に適合しない場合において、当社からご契約を更新しない旨の案内を通知した場合や、更新の際に特定の病気を補償しない特別条件特則が付加される場合など、ご契約を更新いただけない場合や自動的に更新されない場合がありますので、…

ご契約に際しての大切な事柄 pet_kotogara.pdf (i-sedai.com)

まとめ:保険料が安い。一方で、補償範囲に注意。

・保険の種類は4種類。
・保険料が安い。
・免責金額が1日あたりで決まっている。
・保険の上限金額が決まっている。
・「ライト」は、最低支払対象治療費が設定されている。

気になる補償内容があったらまずは資料請求してみてください。

保険会社の資料を見てわんちゃんに合った保険を見つけてください。

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犬が大好きな元動物看護師。ペットフーディスト。ペットフードマナー検定合格。ホリスティックケアカウンセラー勉強中。 カニンヘン・ダックスフンドのくっきー(14歳)・もか(4歳)と楽しく暮らしています。犬を飼うときに知っておきたい知識や情報を発信しています。 ダックスフンドと暮らして分かった病気や経験についても載せているので参考にしてくださいね。

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