わんちゃん、ねこちゃんに大人気のちゅーる。
これだけ執着して欲しがるのには何かやばい成分が入っているのではないかと思ってしまいませんか?
わたしも人気すぎるちゅーるの成分が気になり、なんとなく敬遠していました。
ちゅーるに対する疑問
- ちゅーるをあげてみたいけどちょっと怖い
- ちゅーるの原材料は?
- 添加物は入っているの?
- 身体に悪いものは入っていないの?
- なんでこんなに食いつきがいいの?
- どのくらいならあげてもいいんだろう?
こんな疑問を解決するために、ちゅーるに入っている成分とその危険性について調べてみました。
結論からすると、ちゅーるを食べること自体に問題はありません。
しかし、あげ方や頻度によっては身体に影響が出る可能性もあるので、詳しい成分や安全性を解説していきます。
ちゅーるの危険性が気になるならいぬぴゅーれがおすすめ
無添加ピュアシリーズのいぬぴゅーれなら原材料は素材のみ。
危険な添加物は入っていない上に、アレルギーの心配も少ないのがポイント!
ちゅーるのようなスティックタイプなので愛犬がペロペロ舐めるかわいい姿を見ることができますよ。
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犬用ちゅーるの原材料
1番スタンダードなちゅーるの原材料を見ていきます。
◎とりささみ ビーフ
原材料
鶏肉(ささみ)、鶏脂、ビーフエキス、酵母エキス、タンパク加水分解物、増粘剤(加工でん粉)、ミネラル類(Ca、Fe、Cu、Mn、Zn、I、K)、増粘多糖類、ビタミン類(A、D3、E、B1、葉酸、B12、コリン)、キトサン、紅麹色素、緑茶エキス
※赤字は添加物
鶏肉(ささみ)・鶏脂
主原料は鶏肉。
「ささみ」と部位まで詳しく書いてあり安心できます。
また、鶏肉の脂部分も使用しています。
ビーフエキス
ビーフエキスは牛を原料としてアミノ酸などの旨味だけを抽出し濃縮したものです。
ラーメンスープやカレールーなど人の食品にも幅広く使われている調味料になります。
酵母エキス
酵母エキスは酵母からアミノ酸や核酸、ミネラル、ビタミン類を抽出したものです。
食いつきを良くするために使われています。
酵母と聞くと体に良さそうなイメージがありますが酵母エキスは違います。
酵母エキスは酵母を化学的に分解抽出したものです。
人の食品でもうま味調味料として加工食品やスナック菓子などで使われています。
安全性の面では少し心配があります。
- 心配点1
酵母エキスはビールの製造過程で出た酵母の残りカスから作られていることが多い(使用済酵母は本来なら産業廃棄物) - 心配点2
今の酵母エキスは天然の酵母ではなく遺伝子組換えによって人工的に作られた酵母が使われていることが多い - 心配点3
塩酸によって分解された時、発がん性物質(クロロプロパノール)が作られることがある - 心配点4
酵母のタンパク質を分解する時に分解しきれなかったタンパク質でアレルギーを引き起こす可能性がある
酵母エキスは食品添加物のようなものです。(精製されていないため現在の分類では食品添加物ではありません。)
絶対に食べない方がいいというほどではありませんが、不安が残る原料です。
化学調味料のような強いうまみを感じるため毎日のようにあげると他のフードやおやつを食べなくなってしまうかもしれません。
たんぱく加水分解物
たん白加水分解物は食品の一種。
小麦や肉などを原料にして作られます。
主成分はアミノ酸で、調味目的で使われます。
増粘剤(加工でん粉) ※合成食品添加物
増粘剤はとろみをつけるために使われます。
ちゅーるがトロッとした液状なのは増粘剤のおかげです。
加工でん粉の原料には小麦、トウモロコシ、ばれいしょ、キャッサバ、タピオカなどが使われます。
これらの天然のでん粉に化学薬品を混ぜて加工されたものが加工でん粉です。
人の食品でも麺類、パン、お菓子、ソースなど幅広く使われています。
犬用ちゅーるでは加工でん粉の原料に穀物由来のものを使用しています。
穀物アレルギーがある子は注意が必要です。
Q.加工でん粉の原料は何を使用していますか?
加工でん粉は穀物由来のものを使用しております。穀物アレルギーをお持ちのワンちゃんには、確認のうえお与えください。
引用:Wanちゅ~る FAQよくある質問
加工でん粉には12種類ありそのうち2種類は発がん性の恐れがあると言われています。
この2種類についてEUでは乳幼児向けの食品への使用が禁止されています。
日本ではどれも「加工でん粉」と表記されるのでどの加工でん粉が入っているかまでは分かりません。
どの加工でん粉が使われているか分からないと少し不安ですね。
ミネラル類
ミネラル類は食品にも入っています。
こちらのちゅーるは総合栄養食のため、基準を満たすためにミネラルが添加されています。
ミネラルはドッグフードにも入っているため、問題ありません。
増粘多糖類 ※食品添加物
2種類以上の多糖類(糖がたくさん繋がったもの)を増粘剤として使っている場合は増粘多糖類と表示されます。
多くの多糖類は柑橘類や海藻などの天然由来のものが使われますが、どんな多糖類を使っているかまでは分からないので不安が残ります。
ビタミン類
ビタミン類はミネラルと同様に総合栄養食としての基準を満たすために添加されます。
犬に対して悪い影響はありません。
キトサン
キトサンは動物性の食物繊維です。
甲殻類やキノコに含まれる「キチン」を加工して作られます。(脱アセチル化)
キチンのままでは消化・吸収ができないので「キトサン」に加工して添加されています。
犬用ちゅーるではエビやカニの殻から抽出して作っています。
キトサンは消化しにくい食物繊維のため老廃物に吸着して排泄する役割があります。
犬用のサプリメントにも使われている成分です。
緑茶エキス
緑茶エキスは排泄物の匂いを軽減する効果があります。
緑茶から抽出されたカテキンが使われています。
排泄物のにおいが軽減されれば嬉しいですよね!
カテキンは酸化防止の作用もあります。
Q.緑茶消臭成分とはなんですか?
緑茶から抽出したカテキンです。排泄物の臭いを軽減する効果がございます。
引用:Wanちゅ~る FAQよくある質問
紅麹色素 ※食品添加物
紅麹色素は紅麹菌から抽出された天然着色料です。
人では発がん性がないとされていますが、紅麹菌には肝不全や腎不全を引き起こす成分が含まれていることから紅麹色素が絶対に安全とは言い切れません。
犬での安全性は分かっていないのが現状です。
犬は食べるかどうか色で判断するわけではないので、着色料を使う必要はありません。
犬用ちゅーるは体に悪い?
体に悪いおやつではない
犬用ちゅーるの原材料を調べてみたところ、絶対に避けたい危険なものは入っていませんでした。
わんちゃんが食べても死亡したり体に悪影響が出るおやつではありません。
わんちゃんがおやつとして食べても大丈夫です。
あげすぎには注意
ちゅーるはわんちゃんが食べても大丈夫ですが、酵母エキスや添加物が使われており不安が残るのは確かです。
強い旨みを感じる酵母エキスが入っているちゅーるをわんちゃんにあげすぎるといつものフードやおやつを食べなくなるかもしれません。
メインのおやつとしてあげるというより「特別なご褒美として時々あげる」くらいがちょうどいいです。
1日にどれくらいならあげてもいい?
スタンダードなちゅーるのカロリーは8kcalです。
避妊済み・3歳・4㎏・女の子 の場合
1日に必要なカロリーは317kcal
そのうちおやつにおきかえてもいいのは20%の63.4kcal
つまり、ちゅーるにすれば約7本食べられます。
……ですが、嗜好性を考えるとそうもいかないので1日1本くらいまでがいいでしょう。
わたしが愛犬にあげるとしたら1週間に1~2回にします。
その理由は特別感を持たせたいから。
わんちゃんが好きなおやつってそれがあるだけで何でもしてくれるんですよね。
苦手なお手入れがスムーズにできたり、トレーニングがびっくりするくらいうまくいくようになりますよ!
毎日のようにあげていると特別感がなくなったり「今日の分は?」と催促するようになるので、”たまに”がおすすめです。
おすすめはいぬぴゅーれ
ちゅーるは添加物が心配…でも、CMのように愛犬がちゅーるを食べている姿を見たい!という人には「いぬぴゅーれ」がおすすめです。
ちゅーると似た棒状の形をしています。
いぬぴゅーれにはいくつか種類がありますが、おすすめは無添加ピュアシリーズです。
「いぬぴゅーれ鶏ささみ」の原材料は鶏ささみ、玄米粉のみ。
原材料はとてもシンプルで、保存料・着色料・甘味料・調味料などの添加物は一切使っていません。
玄米粉を使っているグルテンフリー製品なので小麦アレルギーの心配もありませんよ。
実際にいぬぴゅーれをあげてみましたが、ちゅーると変わらないくらい食いつき抜群でした。
薬を飲ませるのにも重宝しそうです。
Pureちゅーるといぬぴゅーれの比較
いぬぴゅーれ 鶏ささみ | ちゅーる とりささみビーフ | |
---|---|---|
原材料 | 鶏ささみ、玄米粉(鳥取県産米100 %) | 鶏肉(ささみ)、鶏脂、ビーフエキス、酵母エキス、タンパク加水分解物、増粘剤(加工でん粉)、ミネラル類(Ca、Fe、Cu、Mn、Zn、I、K)、増粘多糖類、ビタミン類(A、D3、E、B1、葉酸、B12、コリン)、キトサン、紅麹色素、緑茶エキス |
成分 (1本あたり) | エネルギー約8kcal、たんぱく質7.0%以上、脂質0.0%以上、粗繊維0.5%以下、灰分1.5%以下、水分87.0%以下 | エネルギー約13kcal、たんぱく質7.0%以上、脂質4.0%以上、粗繊維0.3%以下、灰分2.5%以下、水分86.0%以下 |
原産国 | 日本 | 日本 |
内容量 | 13g | 14g |
価格 | 1本80円(6.1円/g) | 1本55円(3.9円/g) |
いぬぴゅーれ(鶏ささみ)とちゅーる(とりささみビーフ)を比較してみました。
原材料はちゅーるのほうが圧倒的に多いです。
いぬぴゅーれと比較するとさまざまなものが入っていることが目立ちます。
価格はちゅーるのほうが安くコスパがいいです。
いぬぴゅーれはまとめ買いすると約65円まで安くなるので、大容量パックがお得ですよ。
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実際にあげてみた比較
香りはどちらも強く、鶏肉のいいにおいがしました。
人もおいしく食べれそうな香りです。
少しなめてみましたが味のうすい鶏肉という感じでした。
食べれないこともないですが、おいしくはないですね…
食いつきはどちらも変わらず、ちょうだいアピールがすごかったです。
どちらも喜んで食べてくれたので、安全性の観点からもいぬぴゅーれのほうがおすすめですよ。
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犬用ちゅーるはやばいのかについてのまとめ
ちゅーるの原材料(とりささみ ビーフ味)
鶏肉(ささみ)、鶏脂、ビーフエキス、酵母エキス、タンパク加水分解物、増粘剤(加工でん粉)、ミネラル類(Ca、Fe、Cu、Mn、Zn、I、K)、増粘多糖類、ビタミン類(A、D3、E、B1、葉酸、B12、コリン)、キトサン、紅麹色素、緑茶エキス
※赤字は添加物
ちゅーるはたまにご褒美として食べるにはぴったりのおやつです。
しかし、不安な成分も入っているのであげすぎには気をつけましょう。
添加物が気になるなら、いぬぴゅーれがおすすめです。
無添加で素材のおいしさを味わえますよ。
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