お風呂上がりのドライヤーが楽になることで話題のペット用ドライルーム。
愛犬を小さな部屋に入れて温風を当てるのに危険がないのか気になりませんか?
ペット用ドライルームの危険性について調べてみたところ、どのメーカーのものも高温にならないシステムがついていることが分かりました。
暑すぎて嫌がった口コミもなくわんちゃんも気持ちよく過ごせるようです。
今回はドライルームの安全面で気になるポイントとおすすめのペット用ドライルームも紹介していきます。
ペット用ドライルームを使えばドライヤーが苦手な子のストレスも減り、シャンプーするのが苦痛じゃなくなりますよ。
ペット用ドライルームの安全性
ペット用ドライルームの安全面で気になるポイントは2つあります。
- 暑くなりすぎないか
- 出れなくなる心配はないのか
2つのポイントから安全性を見ていきます。
温度が一定以上にならない
ペット用ドライルームは外から空気を取り込みドライルーム内で循環して外に放出されます。
そのため、ドライルーム内で熱をため込むことがありません。
一般的なドライヤーの温度は100~120℃になりますが、ドライルームは30~40℃の風が出てきます。
ドライヤーの風を直接当てるよりもわんちゃんにも負担になりませんね。
ドライルーム内が一定温度以上になると電源がOFFになる機能もついているので、温度が上がりすぎない設計になっています。
安全装置が付いている
ペット用ドライルームには安全装置が付いています。
メーカーにもよりますが、以下のような安全装置があります。
- 高温検知機能
- 電子回路の加熱防止機能
- 異常検知時の停止機能
一番心配な高温に対する安全装置が多く、暑すぎてわんちゃんが具合悪くならないようになっています。
ドアロックがかからない
ペット用ドライルームの中には扉のロックがかからないものもあります。
ドライルームが動いている最中でもわんちゃんが出たいと思ったら内側から押して開けることもできます。
さらにドアをつけずに使うこともできるので閉塞感が苦手な子にも安心して使えそうです。
安全面はしっかりと考えて作られていますね。
ペット用ドライルームを使うときの注意点
ペット用ドライルームの安全性は分かりましたが、使うときには注意点があります。
ペット用ドライルームを使うときの注意点は愛犬の様子を見ることです。
ペット用ドライルームは暑さに関する対策はしてありますが、熱中症になるリスクがないわけではありません。
ドライヤーよりも温度が低くても、シャンプー後の愛犬は疲れていて急に体調が悪くなることもあります。
こまめに愛犬の様子を見て体調が悪くなっていないか確認してあげてくださいね。
ペット用ドライルームのメリット・デメリット
使うときに少し注意が必要なペット用ドライルームですが、使うメリットはあるのでしょうか?
ペット用ドライルームのメリットとデメリットを見ていきます。
デメリット
ペット用ドライルームのデメリットは2つあります。
- 値段が高い
- じっとできない子には向かない
値段が高い
ペット用ドライルームの一番のデメリットは値段が高いことです。
ドライヤーは3,000円~良いものは50,000円ほどで買えますが、ペット用ドライルームは30,000円~高いものは150,000円します。
気軽に買えるものではないですよね。
値段が高い分ドライヤーよりも短い時間と少ない手間で乾かすことができます。
じっとできない子には向かない
もうひとつのデメリットはじっとできない子には使えないことです。
ペット用ドライルームはクレートのような箱の中に入っている必要があります。
元気があってクレートの中でじっとしているのが苦手な子には向きません。
メリット
ペット用ドライルームのメリットは3つあります。
- ドライヤーが苦手な子でも使える
- 掃除が楽
- お散歩後のケアにも使える
ドライヤーが苦手な子でも使える
ペット用ドライルームはドライヤーに比べて静かなのでドライヤーが苦手な子でも使えます。
最初はドライルームに慣れてもらう必要はありますが、練習すれば気持ちいいと分かってくれる子が多いですよ。
掃除が楽
ドライヤーで乾かすと抜け毛が部屋中に舞って掃除が大変じゃありませんか?
特にシャンプー後はいっぱい毛が抜けます。
ペット用ドライルームは風で舞い上がった毛をフィルターに吸着させるので、部屋の中には舞い散りません。
ドライヤーで疲れた上での掃除は大変なので楽になるのは嬉しいですね。
お散歩後のケアにも使える
ペット用ドライルームの中には温風だけでなく涼しい風が出るエアシャワー機能がついたものもあります。
お散歩から帰ったときにエアシャワーをすれば、花粉や砂埃・PM2.5も吹き飛ばせて家の中に持ち込まないで済みます。
花粉症の人にとってはありがたいですね。
ペット用ドライルームおすすめ3選
ペット用ドライルームにはいくつか種類がありますが、どんなものがいいのかおすすめのドライルームを3種類紹介します。
使いやすさはもちろん大切ですが、安全機能がついているものを選べば安心して使えますよ。
nello Pet Dry Room
ペットドライルームと言えばnelloというくらい代表的なメーカーです。
ドライヤー機能とエアシャワー機能がついています。
音もペット用ドライルームの中では一番静かなので、ドライヤーの音が苦手な子にピッタリです。
立体的な風の通り方をするので他のドライルームよりもムラなく乾かせますよ。
安全装置もついていて異常な温度を感知すると自動停止します。
日本製なのも安心できますね。
こんな人・わんこにおすすめ
- ドライヤーが苦手な子
- 散歩終わりにエアシャワーを使いたい
- できるだけ早く乾かしたい
Drybo Plus
Drybo Plusはnelloよりも少し安いドライハウスです。
温風と送風があり季節によって使い分けることができます。
両サイドになでなでできる窓があるので触ってあげると安心できる子にピッタリです。
乾き残りも簡単にチェックできますよ。
Drybo Plusには6つの安全装置がついており、電子回路やヒーターの加熱を防いだり、異常時に動作を制御する機能があります。
こんな人・わんこにおすすめ
- 夏は涼しい風で乾かしたい
- 安心できるようになでてあげたい
duit ドライハウス
duitのドライハウスは他のメーカーのものと少し違い、おしゃれな見た目です。
普通のハウスとして使え、ドライハウスとして使いたいときだけ専用のドライヤーを結合させます。
クレートに馴染みのない子や見たことのないものに警戒する子でも受け入れやすいですね。
二重の温度制御装置がついていて設定温度以上になると自動停止します。
使い始めてから30分経ったら自動停止するタイマーもついていて長く使いすぎることも防止できます。
こんな人・わんこにおすすめ
- 警戒心が強い子
- クレートが苦手な子
- 普段からハウスを活用したい
- お部屋になじむデザインがいい
ペット用ドライルームの安全性と注意点まとめ
ペット用ドライルームには安全装置がついていて高温にならない工夫がされています。
しかし、使うときには熱中症のリスクがないわけではないので、愛犬の様子を見ながら使ってくださいね。
ペット用ドライルームの中でもnelloは機能も安全面でもおすすめできます。
高価なものですが、愛犬がドライヤーが苦手だったり乾かすときの負担を減らしたいなら使う価値がありますよ。