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シャンプーできない老犬に代わりになるケア方法

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シャンプーできない老犬に代わりになるケア方法

愛犬がハイシニアになると体力の消耗が心配でシャンプーするのをためらってしまいますよね。

シニア犬は体調が急変しやすくシャンプー中に具合が悪くなることもあり、トリミングサロンでも断られがちです。

立てなかったり、起き上がれないとなるとなおさらシャンプーはできません。

しかし、シャンプーをしないでいると皮脂でベトベトしてきたり、においが気になってきてしまいます。

わたしも14歳の愛犬のシャンプーをしていますが、シャンプー中に震え出したりシャンプー後に疲れ切った様子を見ると頻度を減らし気味です。

なんとかシャンプーをしなくても身体を清潔に保つ方法はないのかと思い、シャンプーの代わりになるケア方法をまとめました。

皮膚・被毛のケアをしてあげることで、愛犬も飼い主さんも気持ちよく過ごせるようになりますよ。

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シャンプーをしないとどうなる?

わんちゃんにシャンプーをしないと3つのデメリットがあります。

アレルギーになりやすい

アレルギー体質のわんちゃんはシャンプーをしないことでアレルギーを発症しやすくなります。

外に出ると毛の中には汚れが溜まります。

散歩から帰ってきた時に外のにおいがするのは毛の中に砂や目に見えない汚れがついているからです。

その中には花粉、ノミ、ダニなどがついていることもあります。

わんちゃんのアレルギーの原因となるアレルゲンを落とすためにもシャンプーが有効になります。

皮膚・被毛のトラブル

シャンプーをしないと汚れた皮脂や角質が皮膚に残り、かゆみの原因になります。

触った時にべたつきを感じたり皮膚が赤くなっている状態です。

そこをわんちゃんが掻いてしまうと傷ができて皮膚疾患が悪化してしまうことも。

シャンプーで余分な皮脂や汚れを落とすことで、病気の予防になり皮膚のベタつきも無くすことができます。

においが強くなる

シャンプーをしていないとわんちゃん独特の犬臭も強くなります。

においが出てきたらシャンプーしなきゃと思う飼い主さんも多いのではないでしょうか?

においの原因は汗腺から出る汗と皮脂が酸化して雑菌が繁殖しているからです。

そのため、定期的なシャンプーで雑菌や余分な皮脂をなくすことでにおいを軽減することができます。

シャンプーの頻度は月1~2回

シャンプーの頻度は月1~2回

愛犬に必要なシャンプーは月に1〜2回で十分です。

これ以上やってしまうと皮膚を守るバリア機能まで損なわれてしまいます。

シニア犬は月に1回もできないかもしれませんが、体調を見て調子が良さそうなときにやるのがベストです。

老犬のシャンプーは身体に負担

老犬のシャンプーは身体に負担

シャンプーした方がいいのは分かっていますが、シニア犬はシャンプーも負担になります。

体力がなくなり長い時間のシャンプーやドライヤーで疲れてしまったり、高い湿度で息苦しくなることもあります。

たまに高齢になったらシャンプーを嫌がるようになる子がいます。

それは、高齢になることで目が見えにくくなったり耳が聞こえにくくなることも多く、小さな変化で不安になりやすくなるからなんです。

そうなるとこれまで平気だったシャンプーに不安を感じストレスになってしまいますよね。

多くの配慮が必要になるシニア犬のシャンプーは飼い主さんが自宅で手早く洗ってあげるのが1番ストレスになりません

それでもシャンプーできない子にシャンプーの代わりになるケア方法を紹介していきますね。

シャンプーの代わりになるケア方法

シャンプーの代わりになるケア方法

シャンプーの代わりになるケア方法は5つあります。

もあ

1つずつ説明していきますね。

こまめなブラッシング

こまめにブラッシングすると毛についたホコリや古い抜け毛を取り除けます。

ブラッシングによる4つのメリットは

  • 皮膚の風通しが良くなる
  • 身体の異常に気づける
  • 皮膚の血流が良くなる
  • 飼い主さんとのコミュニケーションになる

皮膚には常在菌がいて通気性が悪くなると雑菌が繁殖しやすくなり、悪臭・皮膚病に繋がります。

通気性を良くしてあげることで雑菌の繁殖も抑えられます。

ブラッシングのために身体を触ることで皮膚の異常やしこりにも気づけるし、皮膚を適度に刺激して血流も良くなるため、こまめなブラッシングはぜひ取り入れてもらいたいですね。

シニア犬へのおすすめブラシ

普通のスリッカーブラシはチクチクしていて皮膚を傷つけてしまうことがあります。

フルーツ村のやさしいスリッカーはピン自体が柔らかく、先が丸くなっているためシニア犬にも安心して使えます。

抗菌・静電気防止剤入りなので静電気の起こりやすい冬でも安心して使えます。

グルーミングスプレーを使うとさらに効果があります。

ブラッシング前にグルーミングスプレーをかけるだけでふわっとした毛並みになります。

消臭効果もありにおいを抑えることができますよ。

蒸しタオル

シャンプーの代わりに蒸しタオルで身体を拭いてあげると余計な皮脂を取ることができ、においやベタつきを無くすことができます。

やり方は簡単です。

  1. タオルを40℃ほどのお湯に浸して硬く絞ります。
  2. 温かいタオルでわんちゃんの身体を拭いてあげましょう。

タオルが冷たくなってきたら、再度お湯でゆすいでくださいね。

蒸しタオルで身体を温めることで血流が良くなり肌の代謝も上がります。

お湯だけの蒸しタオルだけでなく、シャンプーも使いたいならシャンプータオルがおすすめ。

蒸しタオルのように温かさはありませんが、ほのかなソープの香りがして、ニオイが気になる子にはシャンプータオルの方が良いですね。

ドライシャンプー

ドライシャンプーは水なしでシャンプーができるアイテムです。

ドライシャンプーには泡タイプ、スプレータイプ、パウダータイプ、シートタイプがあります。

中でも泡タイプが毛に馴染みやすいのでおすすめです。

被毛に泡を馴染ませたらタオルで拭き取ります。

タオルで泡がきれいに取れたら最後にブラシで整えてあげましょう。

部分洗い

部分洗いは全身のシャンプーをするには体力が心配だけど、短時間ならできそうな子におすすめな方法です。

こまめに部分洗いすることで全身のシャンプーができなくても身体の汚れが溜まりにくくなります。

顔だけ、足だけ、おしりだけ、など一部分だけなら時間も短くて済むし、わんちゃんへの負担も減らせます。

体調を見て調子が良さそうなら少しずつ洗ってあげましょう。

シャンプーの種類まで気をつかってあげるとさらに良いです。

おすすめはポピードッグシャンプー。

無添加で皮膚にやさしいのはもちろん、炭酸泡は皮脂汚れにもなじみやすくガシガシ洗わなくても汚れを落とせます。

泡で出てくるから泡立て不要でシャンプー時間も短縮できますよ。

ドライスパ

ドライスパは最近話題になっている美容器です。

オゾンの力で皮脂や汚れを落として消臭・除菌ができます。

ブラシのような形をしていて1日5~10分のブラッシングをするだけで効果が実感できるので、ケア時間を短く済ませたいシニア犬にはぴったりです。

参考:シャンプーができない子にも。チュッカドライスパの効果と口コミを徹底調査

シャンプーできないシニア犬におすすめのケア方法まとめ

シャンプーできないシニア犬におすすめのケア方法まとめ

シャンプーできないシニア犬におすすめのケア方法は5つあります。

  • こまめなブラッシング
  • 蒸しタオル
  • ドライシャンプー
  • 部分洗い
  • ドライスパ

愛犬の具合に合わせて負担にならないケアが何より重要です。

少しずつでもケアをしてあげることで、愛犬とのスキンシップも図れるしお互いに気持ちよく過ごせるようになりますよ。

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犬が大好きな元動物看護師。ペットフーディスト。ホリスティックケアカウンセラー。ペットフードマナー検定合格。 カニンヘン・ダックスフンドのくっきー(15歳)・もか(5歳)と楽しく暮らしています。犬を飼うときに知っておきたい知識や情報を発信しています。 ダックスフンドと暮らして分かった病気や経験についても載せているので参考にしてくださいね。

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