CMでよく見るちゅーる。
CMを見ればいいところはなんとなく分かるけどデメリットはあるんでしょうか?
実際にちゅーるには良いところも悪いところもあります。
デメリットがあるならあげない方がいいのかと言うとそんな訳ではありません。
あげ方を気をつければデメリットも最小限に抑えられます。
この記事では、犬用ちゅーるのメリットとデメリット、ちゅーるをあげる上での注意点を紹介していきます。
犬用ちゅーるのメリット
犬用ちゅーるのメリットは4つあります。
- 種類が豊富
- 喜んで食べる子が多い
- 国内で製造されている
- 水分補給ができる
種類が豊富
ちゅーるにはたくさんの種類があります。大きく分けて3つの違いがありその組み合わせによって多くの種類が存在しています。
総合栄養食とおやつの違い
ちゅーるはおやつであげるイメージですが、おやつタイプと総合栄養食タイプがあります。
2つの違いは「栄養素」で、総合栄養食タイプは栄養基準を満たすために、ビタミンやミネラルが添加されています。
総合栄養食はそのフードと水があれば必要な栄養素が摂れるごはんのことです。
総合栄養食タイプのちゅーるも栄養素的には基準を満たしていますが、ちゅーるだけをごはん代わりにするのは現実的ではありません。
フレーバーの違い
ちゅーるの基本的なベースはとりささみです。
とりささみの中にビーフやチーズ、野菜、ツナなどを組み合わせて味の違いを出しています。
食物アレルギーに配慮したちゅーるではラムやまぐろがメインで使われています。
ちゅーるのフレーバー
- とりささみ
- とりささみ ビーフ味
- とりささみ 緑黄色野菜入り、とりささみ軟骨入り
- とりささみ ツナ入り
- とりささみ&さつまいも
- 豚耳&とりささみ
- 砂肝&とりささみ
- まぐろ
- まぐろ緑黄色野菜入り
- ラム
- ラムライス入り
- ラムサーモン入り
このようにさまざまなフレーバーがあります。
愛犬の好みに合わせて好きな味を選べるのが嬉しいですね。
目的の違い
ちゅーるに"ある成分"を添加して、健康に配慮したちゅーるがあります。
目的ごとに分けるとこんなにたくさんあります。
ちゅーるのフレーバー
- お口の健康に配慮
- 乳酸菌入り
- 食物アレルギーに配慮
- 排泄物のにおいを軽減
- 糖質フリー
- 栄養補給用
- 足腰の健康に配慮
- 皮膚・被毛の健康に配慮
- グレインフリー
- 水分補給用
- お腹の健康に配慮
- 関節の健康に配慮
たとえば、関節の健康に配慮したちゅーるでは"グルコサミン"や"コンドロイチン硫酸塩"が入っていたり、皮膚・被毛の健康に配慮したちゅーるには"コラーゲン"や"DHA"、"EPA"が含まれています。
サプリメントで食べるような栄養素をちゅーるで手軽に摂れるのが特長です。
喜んで食べる子が多い
わんちゃんの多くはちゅーるが大好き。
大好きなちゅーるをもらえると、わんちゃんも飼い主さんとのコミュニケーションを楽しみにしてくれます。
ちゅーるによって愛犬との距離が縮まりますね。
投薬が苦手な子にもちゅーるが役に立ちます。
大好きなちゅーるにお薬を混ぜれば苦手な薬を食べてくれる確率が高くなります。
ちゅーるはドロッとしているのでお薬が混ざりやすいのもいいところ。
動物病院用のちゅーるには投薬に適したちゅーるもあります。
寒天を使っているので普通のちゅーるより固めで、粒のお薬が包みやすくなっています。
投薬が苦手な子は試してみてくださいね。
国内で製造されている
ちゅーるは国内の工場で製造されています。
人の食品を作っているいなば食品がちゅーるを作っています。
そのため人の食品の「食品衛生法」と同じ衛生基準で作られており衛生面でも安心できます。
6 . 製造基準
製造は食品企業のいなば食品が行っておりますので、すべての製品は「食品衛生法」と同等の水準で行っています。
引用:CIAOちゅ~るの製造工程についてのお知らせ(追加ご説明)
水分補給ができる
ちゅーるは約90%が水分。
普段からあまり水を飲まないわんちゃんには、おやつを食べながら水分補給ができます。
水だけを飲ませようとするとなかなか大変なので、手軽に水分補給ができるのは嬉しいですね。
犬用ちゅーるのデメリット
犬用ちゅーるのデメリットは3つあります。
- 袋を食べてしまうかもしれない
- カビが生えやすい
- 歯につきやすい
袋を食べてしまうかもしれない
CMで見るように、ちゅーるは袋から少しずつ舐めるようにして食べるのが有名ですよね。
しかし、わんちゃんでこの食べ方は少し危険です。
袋を直接舐めさせると、ちゅーるを大好きな子は袋ごと食べてしまう危険があります。
実際に袋を食べてしまい、開腹手術をした事故も起こっています。
ほかにも、袋の切り口が鋭く、口や舌を切ってしまうこともあるので、注意が必要です。
カビが生えやすい
ちゅーるは一度開けるとカビが生えやすいです。
カビが生えやすい条件は、次の3つが揃っていること。
- 温度(20〜30℃)
- 水分(80%以上)
- 養分(糖質、タンパク質、脂質、ビタミンなど)
ちゅーるは水分が多くて栄養満点なので、カビが増えるにはもってこいの場所です。
一度開けたものを常温に保管しているとあっという間にカビが生えます。
一気に全部食べられない場合は、必ず冷蔵庫に入れて早めに食べ切るようにしましょう。
歯につきやすい
ちゅーるはドロッとした液状なので歯にくっつきやすくなっています。
栄養満点なちゅーるを歯にくっついたままにしていると、歯周病の原因になることも。
ちゅーるを食べたら歯みがきを念入りにやることが大切です。
犬用ちゅーるをあげるときの注意点
ちゅーるをあげるときに少し気をつけることで、デメリットを避けることができます。
犬用ちゅーるをあげる注意点
- お皿に出してあげる
- 早めに使い切る
- あげすぎに気をつける
お皿に出してあげる
ちゅーるをお皿に出してあげることによって袋を食べてしまうことが無くなります。
お皿を洗う手間は増えますが、袋を食べてしまって開腹手術をするリスクを考えると手間をかけた方が安心です。
お皿に出すことで一度開けたちゅーるをあげる時はカビが生えているか確認できますし、直接袋をなめると、なめたところから袋の中に菌が入り、カビが生えやすくなります。
お皿に出すことでカビの増殖リスクも下げられるので、お皿に出すのがおすすめです。
少しでも洗う手間を無くすならお皿ではなくスプーンを使ってもいいですね。
特に投薬の時はスプーンを使うとあげやすいです。
お皿に比べて食べている姿も見えやすくなりますよ。
早めに使い切る
ちゅーるをあげるとき一度で使い切ることが理想です。
ちゅーるは開けてから時間が経つとカビが生えたり、風味や味も劣化していきます。
1度にあげきれない場合は
- 直接袋を舐めさせない
- しっかり封をする
- 冷蔵庫で保管する
これらに注意して保管しましょう。
一度開けて保管してあったちゅーるを再度あげるときは、お皿に出してカビが生えていないか確認してからあげましょう。
あげすぎに気をつける
ちゅーるは多くのわんちゃんが大好きなおやつです。
ちゅーるを毎日のようにあげていると好き嫌いが激しくなる可能性があります。
ちゅーるのおいしさから、普段のフードやおやつを食べなくなるかもしれません。
”大好きなおやつ”なので、頑張ったときや今までできなかったことができたときなど、特別なご褒美としてもらえるとわんちゃんのモチベーションも上がるし、ちゅーるだけしか食べなくなることも避けられます。
犬用ちゅーるのメリットデメリットまとめ
◎メリット
- 種類が豊富
- 喜んで食べる子が多い
- 国内で製造している
- 水分補給ができる
△デメリット
- 袋を食べるかもしれない
- カビが生えやすい
- 歯に残りやすい
⇒ お皿やスプーンを使うことでデメリットを避けられる
ちゅーるはあげ方に気をつければ、コミュニケーションをとるのにぴったりのおやつです。
ちゅーるが大好きなら投薬など、苦手なことの克服にも向いています。
ぜひ愛犬とちゅーるを楽しんでください。
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