愛犬が高齢になってくると体力面が心配でなかなかシャンプーができなくて困ったことはありませんか?
でも、シャンプーをしないと汚れやにおいが気になってきます。
そんなときに使いたいのがドライシャンプー。
水を使わないで汚れやにおいを落とせるドライシャンプーは高齢のわんちゃんにぴったりです。
部分洗いもできるので寝たきりだったり全身シャンプーする体力がなくても、毎日少しずつドライシャンプーができます。
今回は老犬におすすめのドライシャンプーを5種類紹介しています。
ドライシャンプーの種類と選び方についても解説しているので、この記事を読めば愛犬に合ったドライシャンプーが見つかりますよ。
▼ 今回おすすめするドライシャンプーはこちら。
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わたしが一番おすすめするのはmofuwaのドライシャンプーです。
スプレータイプで被毛になじみやすくて全身にも部分洗いにも使いやすいですよ。
犬のドライシャンプーの選び方
犬のドライシャンプーを選ぶときのポイントは4つあります。
- どんな目的で使うのか
- 体質に合っているもの
- 入っている成分は安全か
- においが強すぎないか
「いつどんな時に使いたいのか」「わんちゃんに合っているのか」でドライシャンプーを選ぶと、どんなものがいいのかスムーズに決められますよ。
どんな目的で使うのか
ドライシャンプーは目的によって選ぶものが変わってきます。
- においが気になるとき:消臭成分が入っているもの
- 被毛のパサつきが気になるとき:保湿成分が入っているもの
- 脂っぽい汚れを落としたいとき:洗浄成分が入っているもの
どんな目的で使いたいのかをはっきりさせておくと選ぶときに迷いがなくなりますよ。
体質に合っているもの
ドライシャンプーはわんちゃんの体質にあったものを選びます。
わんちゃんの中には敏感肌やアレルギーを持った子もいます。
敏感肌の子には刺激が少ない無添加やオーガニックのものを選ぶのがおすすめです。
人工香料が刺激になることもあるので、無香料や天然成分を使ったものを選ぶのが良いですよ。
入っている成分は安全か
ドライシャンプーを選ぶときに気になるのが安全性です。
ドライシャンプーは普通のシャンプーと違い洗い流さないので、安全な成分を使っているものを選びます。
例えば、防腐剤として使われる「パラベン」や界面活性剤として使われる「ラウレス硫酸Na(SLS)」は皮膚に対する刺激性があります。
それらが入っているシャンプー剤を使うと皮膚が赤くなってしまうことがあるので、入っている成分はチェックしましょう。
においが強すぎないか
ドライシャンプーと言うと良いにおいになるのをイメージする方もいるかもしれませんが、鼻がいいわんちゃんにとってにおいは刺激になることもあります。
においが強いドライシャンプーは使うのを嫌がってしまうことも。
特に人工香料は刺激になることがあるので、「香料」は入っていない無香料のものがおすすめです。
いい香りがするシャンプーを使いたいときは天然成分(アロエ、カモミールなど)が入っているものを選ぶと良いですよ。
犬のドライシャンプーの種類
ドライシャンプーには4つのタイプがあります。
- 泡タイプ
- スプレータイプ
- パウダータイプ
- ボディシートタイプ
それぞれ使いやすさが違いますが、わたしのおすすめはスプレータイプです。
スプレータイプは液体でなじみやすく洗浄力も高いので、全身どこでも使えて部分洗いをしたい老犬にもぴったりですよ。
泡タイプ
泡タイプは泡状のドライシャンプーをわんちゃんの毛になじませて使います。
泡が毛の間に入り込み汚れがしっかりと落ちるのがメリットです。
しかし、泡をしっかり拭き取らないと毛がカピカピに固まってしまいます。
1本に入っている量も少ないので、全身を洗うよりは汚れた場所の部分洗い向きです。
こんなときにおすすめ
- 毛にうんちがついてしまったとき
- 皮脂が多くべたついているとき
- 部分洗いしたいとき
スプレータイプ
スプレータイプは霧状に出てくるドライシャンプーをわんちゃんの毛になじませて使います。
洗浄力は泡タイプよりは劣りますが、汚れを落とすには十分な洗浄力があります。
泡タイプに比べるとわんちゃんの毛に馴染みやすく部分洗いはもちろん、身体全体にも使いやすいのが特徴です。
こんなときにおすすめ
- 肉球の間の汚れを落としたいとき
- トイレに行った後の陰部の汚れをきれいにしたいとき
- 全身を洗いたいとき
パウダータイプ
パウダータイプは粉末状のシャンプーをわんちゃんにすり込んで、ブラッシングすることで汚れを落とします。
ほかのドライシャンプーと比べると簡単に使えます。
パウダーはベビーパウダーのような質感です。
ブラッシングでパウダーと汚れを一緒に落としますが、洗浄力が弱く汚れが残ってしまうことがあります。
パウダーがブラッシングだけで落としきれずに白くなってしまうこともあるので、そのときは固くしぼった濡れタオルで拭きとります。
こんなときにおすすめ
- 手軽に使いたいとき
- ちょっとした汚れを落としたいとき
- 長毛のわんこ
ボディシートタイプ
ボディシートタイプはドライシャンプーが染み込んでいるウェットティッシュのようなシートでわんちゃんの身体を拭きます。
拭くだけなので手軽に使えますが、洗浄力が弱いのがデメリットです。
細かいところもふけるので食事後に汚れてしまった部分を拭くのにも向いていますよ。
こんなときにおすすめ
- 手軽に使いたいとき
- 食事の後に汚れたところを拭きたいとき
- 簡単な汚れを落としたいとき
- 短毛のわんこ
老犬におすすめのドライシャンプー5選
老犬におすすめのドライシャンプーを5種類紹介します。
ゾイック ドライシャンプー
ゾイックのドライシャンプーはスプレータイプのドライシャンプーです。
ゾイックはシャンプーやリンスを主に作っている有名なメーカーでトリミングサロンでも取り扱いがあります。
シャンプーはアミノ酸系の刺激が弱いタイプで使われている成分も天然成分で安心できます。
緑茶エキスで消臭効果があったりカミツレエキスでいい香りがするので、体臭が気になる子でも「何度か使うとにおいが気にならなくなった」という声もありました。
ただ、花の香りがするためにおいに敏感な子では嫌がってしまうかもしれません。
スプレーがミストのように細かく出るので、トイレの後など細かな部分のお手入れにも使いやすいですよ。
使った後は毛がふんわりサラサラに仕上がります。
タイプ | スプレー |
成分 | 緑茶エキス、ビルベリーエキス、ダイズエキス、マロニエエキス、カミツレエキス |
香り | グリーンフルーティフローラル |
内容量 | 200ml |
おすすめポイント | ・有名メーカーのドライシャンプー ・低刺激アミノ酸系の洗浄成分 ・ふんわりサラサラの仕上がり ・細かな部分のお手入れにも使いやすい |
おすすめNo.1
mofuwa グルーミングスプレー
mofuwaグルーミングスプレーはスプレータイプです。
グルーミングスプレーなので、ブラッシングするときにスプレーを吹きかけると毛並みがふわふわになります。
グルーミングスプレーですが、よごれを落とす効果もありドライシャンプーとしても使えます。
ただ、頑固な汚れを落とすほどの力はなくドライシャンプーとしては洗浄力が弱めです。
成分は高機能性電解還元水(アルカリ性の電解水)100%なので安心です。
高機能性電解還元水が皮脂などの脂汚れと混ざり合い汚れとにおいを落とします。
スプレー自体にはにおいがないので、においに敏感な子でも使いやすいのも嬉しいポイントです。
タイプ | スプレー |
成分 | 高機能性電解還元水100% |
香り | 無香料 |
内容量 | 300ml |
おすすめポイント | ・普段のグルーミングにも使える ・成分は高機能性電解還元水のみ ・においに敏感な子でも使える |
wagreet ドライシャンプー
wagreetのドライシャンプーは泡タイプのドライシャンプーです。
泡タイプなのでしっかりと被毛の汚れを落とすことができます。
ドライシャンプーはアミノ酸系・弱酸性で刺激が少なくわんちゃんの肌にやさしいのが特徴です。
保湿力も高く皮膚をしっとりと潤してくれます。
天然成分を使い着色料やアルコール、パラベンなどは使っていない安心できるシャンプーです。
香りが苦手なわんちゃんには向きませんが、ティーツリーのさわやかな香りがしてさっぱりとしますよ。
タイプ | 泡 |
成分 | 水、グリセリン、PEG-60水添ヒマシ油、ヒアルロン酸Na、ティーツリー葉油、ユーカリ葉油、ローマカミツレ花エキス、トウキンセンカエキス、ヤグルマギク花エキス、フユボダイジュ花エキス、カミツレ花エキス、オトギリソウエキス、クエン酸Na、クエン酸、コカミドプロピルベタイン、グリチルリチン酸2K、乳酸桿菌/ダイコン根発酵液、ペンチレングリコール、ポリクオタニウム-10、BG |
香り | ティーツリー |
内容量 | 300ml |
おすすめポイント | ・肌にやさしいアミノ酸系・弱酸性 ・保湿力も高くて乾燥肌でも使える ・無添加 |
現代製薬 水のいらないシャンプー
現代製薬の水のいらないドライシャンプーはパウダータイプです。
パウダータイプのドライシャンプーはあまりないので珍しいですね。
超微粒子が被毛に絡むので汚れやにおいを吸着してくれます。
しっかりと被毛に絡むようにすり込むとドライシャンプーが絡みやすくなりますよ。
ただ、洗浄力は強くないので、ひどい汚れには向きません。
香りはブルーフローラルの香りでベビーパウダーのようなやさしい香りがします。
タイプ | パウダー |
成分 | タルク、軽質無水ケイ酸、香料 |
香り | ブルーフローラルの香り |
内容量 | 200g |
おすすめポイント | ・ふりかけるだけで手軽に使える ・わんちゃんがなめても安心 |
JOYPET シャンプータオル
JOYPETのシャンプータオルは簡単にお手入れができるドライシャンプーです。
成分にはわんちゃんがなめても安全なように食品にも使われる成分が採用されています。
ほのかなソープの香りがついていて拭いた後はさっぱりとしたいい香りがします。
ただ、表面を拭くだけになるので香りは長持ちしません。
シートのサイズは33×18とA5サイズより少し大きいくらいなので、肉球の間などの細かい部分には向きませんね。
身体全体を拭くにはちょうどいいサイズ感ですよ。
タイプ | ボディシート |
成分 | 水、グリコール類、ヒアルロン酸Na、防腐剤、界面活性剤、滑沢剤、塩化セチルピリジニウム、海洋性加水分解コラーゲン由来成分、ヒドロキシプロピル加水分解コラーゲン成分、香料、ユーカリ葉エキス、プラセンタエキス(豚由来) |
香り | ほのかなソープ |
内容量 | 130枚 |
おすすめポイント | ・簡単に拭きとれる ・食品に使われる成分を使っている ・散歩後の花粉や汚れを拭くのに最適 |
老犬におすすめのドライシャンプーまとめ
老犬におすすめのドライシャンプーを紹介しました。
使いたい用途によって合うドライシャンプーは変わってきます。
ぜひ愛犬に合ったドライシャンプーを探してみてくださいね。
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