電車移動がメインになるお出かけでは、ペットカートがあるとラクですよね。
でも、大きなペットカートで新幹線に乗れるか心配ではありませんか?
ペットが新幹線に乗るためには、鉄道会社ごとに決まりがあります。
新幹線に乗れるペットカートは「カートとキャリーを分離できること」が条件になります。
分離型のペットカートのおすすめは以下の5つです。
分離型ペットカートおすすめ5選
個人的におすすめなのは「コムペットミリミリEG」です。
コムペットミリミリEGは軽くて持ち運びしやすく、振動が伝わりにくい素材を使っているから乗っているわんちゃんも快適に過ごせます。
新幹線に乗れるペットカートを選んでおかないと、遊びに行ったら新幹線に乗れずにそのまま帰宅することになりかねません。
今回は、新幹線に乗れるペットカートの選び方とおすすめを5つ紹介します。
この記事を読めば、愛犬に合ったペットカートで快適なお出かけができるので、ぜひ最後までお読みください。
▼ おすすめのペットカートを見たい人はこちらから読み飛ばせます。
\ ペットカートおすすめNo.1 /
\ 電車に乗るときのカバーも一緒に買われています /
愛犬と新幹線に乗るための規定
愛犬が新幹線に乗るための規定は各鉄道会社によって違います。
例えば、JR東日本の場合、ホームページに以下のように書かれていました。
携帯できる荷物で、タテ・ヨコ・高さの合計が250センチ(長さは2メートルまで)以内で、重さが30キロ以内のものを2個まで持ち込むことができます(ただし、傘、つえ、ハンドバックなど身の回り品は個数に数えません)。
---------- 中略 ----------
有料のもの
小犬、猫、鳩またはこれらに類する小動物(猛獣やへびの類を除く)で、・タテ・ヨコ・高さの合計が120センチ以内の動物専用のケースにいれたもの
引用:手回り品:JR東日本 (jreast.co.jp)
・ケースと動物を合わせた重さが10キロ以内のもの
手回り品料金は、1個につき290円です。ご乗車になる駅の改札口などで荷物をお見せのうえ、普通手回り品きっぷをお求めください。
つまり、まとめると以下のようになります。
- ペットはキャリーに入れる
- キャリーサイズはタテ・ヨコ・高さの合計が120cm以内
- 重さはペットとキャリーを合わせて10kg以内
- ペットカートはキャリーとカートを分離する
- カートはタテ・ヨコ・高さの合計が250cm(長さ2m)以内
重さはけっこう厳しいですね。
小型犬でもオーバーしてしまう子もいると思います。
ペットカートは大きなものだと手荷物のサイズ(3辺合計が120cm以内)を超えてしまうため、新幹線内に持ち込みができなくなります。
規定範囲内でカートとキャリーが分離できるタイプのペットカートは新幹線に持ち込めます。
カートを乗せるなら予約が必要?
東海道・山陽・九州・西九州新幹線では、2021年~「特大荷物スペース付き座席」ができました。
そのため、タテ・ヨコ・高さの合計が160cm~250cm以内の荷物を持ち込む場合は特大荷物スペース付き座席の予約が必要です。
ペットカートも特大荷物の扱いになるので、新幹線に乗る場合は事前に特大荷物スペース付き座席を予約してくださいね。
ペットカートの選び方
ペットカートを選ぶポイントは5つあります。
- ペットカートの内寸
- ペットカートの重さ
- キャリーが分離できるか
- キャリー内の通気性
- 操作性
ひとつずつ見ていきます。
ペットカートの内寸
ペットカートの大きさは、愛犬がペットカート内でもくつろげる大きさを選びましょう。
具体的には、長辺は愛犬の体長×1.2cm、高さは愛犬の体高×1.2cmの大きさがおすすめです。
愛犬がキャリーの中でUターンができ、ふせても狭くない大きさが快適に過ごせるサイズになります。
買ってみたら高さが足りず、愛犬が立った状態でカバーが閉まらなかったという声も意外と多いので、高さも注意してくださいね。
ペットカートの重さ
ペットカートの重さは新幹線に乗るなら大切になってきます。
新幹線に乗る場合、改札を入る時点でカートとキャリーを分離しないといけません。
そうなると愛犬が入ったキャリーと折りたたんだカートを手で持って運ぶことになります。
しっかりとした造りのペットカートにはカート部分だけで約8kgあるものもあります。
自分で持って移動するのに困らない重さを選びましょう。
キャリーが分離できるか
新幹線に乗るにはキャリーが分離できることが条件になります。
カートとキャリーが分離できるタイプはカート自体もコンパクトなものが多く持ち運びやすいです。
カートの畳み方もあわせてチェックして、簡単な畳み方ができるものを選んでおくと実際に使うときラクになります。
取り外したキャリーをそのままハウスとして使ったりもできるので、活用の幅が広がりますよ。
キャリー内の通気性
キャリーの中の通気性も大事なポイントです。
ペットカートのキャリーは上からの日差しと下からの反射熱により熱くなりやすいのが特徴。
わんちゃんは人よりも体温調節が苦手で暑さに弱いため、キャリーは一部メッシュになっているものなど、通気性が良いものがおすすめです。
ペットカートの中には保冷剤を入れられるキャリーもあります。
熱中症対策ができるキャリーを選ぶと愛犬も快適に過ごせますよ。
操作性
ペットカートではデコボコした道や段差を通過することもあります。
そこで大事になってくるのが操作性や安定感です。
操作性は車輪の種類によって変わります。
おすすめなのはシングルタイヤで4輪のタイプ。
一番安定感があるのは前1・後ろ2の3輪タイプですが、3輪タイプのペットカートは高額です。
4輪タイプでも通常の道は問題なく走れるので、値段と操作性を考えると4輪タイプがおすすめです。
新幹線に乗れるペットカートおすすめ5選
新幹線に乗れるペットカートのおすすめは以下の5つです。
わたしのおすすめは「コムペットミリミリEG」です。
コムペット ミリミリEG | ピッコロカーネ CARINO3 | タンスのゲン ペットカート | SKISOPGO ペットカート | イビヤヤ ペットカート | |
---|---|---|---|---|---|
サイズ | 74.0×51.5×99.7 | 86×60×102 | 69×49×100 | 75×48×100 | 76.5×48×103 |
キャリーのサイズ | 50×27×48 | 60×34×52 | 57×30×45 | 56×30×47 | 48×28×45 |
たたんだカートのサイズ | 21.5×36.0×99.5 | 30×60×86 | 28×49×58 | 85×48×24 | 48×33×61 |
カートの重さ | ◎ 3.3kg | △ 6kg | 5kg | △ 8.4kg | ○ 4.5kg |
キャリーの重さ | ◎ 1.9kg | △ 2.7kg | 2.5kg | △ 2.9kg | ○ 2kg |
耐荷重 | 12kg | 20kg | 15kg | 20kg | 20kg |
車輪 | △ 4輪 ダブル | ◎ 4輪 シングル | ◎ 4輪 シングル | ◎ 4輪 シングル | △ 4輪 ダブル |
飛び出し防止リード | 2本 | 2本 | 2本 | 2本 | 2本 |
※サイズはタテ×ヨコ×高さ
おすすめNo.1!
コムペット ミリミリEG
コムペットはベビーカーを作っていることで有名なメーカー「コンビ」のペットブランドです。
コムペットミリミリEGは小型犬が2匹まで乗ることができます。
しかし、他の2匹まで乗れるペットカートに比べるとキャリーの大きさは小さめなので、2匹乗れるのは2kgくらいまでの印象です。
コムペットミリミリEGはダブルタイヤで、段差には弱いです。
段差がある場所ではゆっくり走ったり、少し前輪を持ちあげてあげたり、工夫してあげるとうまく走行できます。
乗り心地や操作の安定性をサポートするサスペンション機能がついているので、通常の道は多少デコボコしていても問題なく走行できます。
ベビーカーで採用されている「エッグショック」という衝撃吸収マットが使われていて、乗っているときの衝撃や振動がわんちゃんに伝わりにくい工夫もされています。
キャリー内の通気性の面では、前後の上と下がメッシュにできるので空気が通りやすいです。
別売りですが、保冷機能がついた専用のアイスマットもあるので、熱中症対策もバッチリできますよ。
コムペットミリミリEGは今回紹介する中では一番軽いのが特徴。
カートとキャリーを合わせても5.2kgで他のペットカートのカートだけの重さと同じくらいです。
乗り心地・軽さ・通気性を重視する人におすすめです。
- 耐荷重:12kg
- サイズ(タテ・ヨコ・高さ):74.0×51.5×99.7
- キャリーのサイズ(タテ・ヨコ・高さ):50×27×48
- 折りたたんだカートのサイズ(タテ・ヨコ・高さ):21.5×36.0×99.5
- カートの重さ:3.3kg
- キャリーの重さ:1.9kg
- 車輪:4輪・ダブル
- 飛び出し防止リード:2本
▼ コムペットミリミリEGの口コミはこちらの記事で詳しく紹介しています。
ピッコロカーネ CARINO3
ピッコロカーネは日本で初めてペットカートを作ったメーカーです。
ピッコロカーネのCARINO3はシングルタイヤでデコボコな道でも安定感があります。
キャリーはけっこう大きいので、中型犬くらいまでは乗ることができるサイズ感です。
しかし、キャリーの大きさが3辺合計が146cmと手荷物サイズの持ち込み上限の合計120cmを越えています。
口コミを見ると「電車にも乗れたよ」という声もあり、絶対にダメというわけではなさそうです。
心配であれば一度乗る予定の新幹線の運営会社に聞いてみると安心ですよ。
キャリーの通気口は上のみで空気がこもりやすいのが懸念点です。
夏に使うときは熱中症対策として、カートのふちに扇風機をつけたり、キャリーの中に保冷剤を入れたりする必要があります。
カートの重さは6kgで女性でも持ち運びできる重さです。
キャリーの重さが2.7kgあるので、新幹線に乗るには10kg以下の基準を満たす、体重7.3kg以下のわんちゃんが乗ることができます。
走行性・カートのたたみやすさを重視する人におすすめです。
- 耐荷重:20kg
- サイズ(タテ・ヨコ・高さ):60×86×102
- キャリーのサイズ(タテ・ヨコ・高さ):34×60×52
- 折りたたんだカートのサイズ(タテ・ヨコ・高さ):60×30×86
- カートの重さ:6kg
- キャリーの重さ:2.7kg
- 車輪:4輪・シングル
- 飛び出し防止リード:2本
タンスのゲン ペットカート
タンスのゲンは家具や寝具を通信販売しているお店で、ペット用品ではサークルやペットカートを扱っています。
タンスのゲンのペットカートは小型犬なら2匹まで乗ることができます。
中型犬も乗れると書かれていますが、キャリー自体は小さめなので、大きめの子には窮屈かもしれません。
シングルタイプのタイヤで走行も安定感があります。
前と上が空気の通るメッシュ素材で、風を通しやすい構造になっています。
カートはワンタッチで折りたたみができ、折りたたんだカートも持ち手をのばしてキャリーバッグのようにコロコロ転がしていけるので、持ち運びもラクですよ。
キャリーの重さは2.5kgで、新幹線に乗るには10kg以下の基準を満たす、体重7.5kg以下のわんちゃんが乗ることができます。
走行性・通気性を重視する人におすすめです。
- 耐荷重:15kg
- サイズ(タテ・ヨコ・高さ):69×49×100
- キャリーのサイズ(タテ・ヨコ・高さ):57×30×45
- 折りたたんだカートのサイズ(タテ・ヨコ・高さ):28×49×58
- カートの重さ:5kg
- キャリーの重さ:2.5kg
- 車輪:4輪・シングル
- 飛び出し防止リード:2本
SKISOPGO ペットカート
SKISOPGOのペットカートは小型犬が2匹まで乗れます。
大きめでしっかりとした造りなので、中型犬にもおすすめです。
しかし、キャリーの大きさが3辺合計が133cmと手荷物サイズの持ち込み上限の合計120cmを越えています。
口コミを見ると「120cm程度ってことで乗れたよ」という声もあり、絶対に乗れないわけではなさそうです。
心配なら乗る予定の新幹線の運営会社に聞いてみると安心ですよ。
車輪はシングルタイヤで走行には安定感があります。
タイヤは360°回転し、行きたい方向に簡単に行けます。
通気性の観点では、前方の下と上にメッシュ部分がありますが、真夏の風の通りには少し懸念が残ります。
保冷剤や扇風機などを使って熱中症対策をしてあげましょう。
ワンタッチで折りたたみでき、折りたたんだカートはキャリーケースのように転がせます。
カートの重さは8.4kgと重めですが、転がせるので持ち運びは苦にならないですね。
走行性・カートの運びやすさを重視する人におすすめです。
- 耐荷重:20kg
- サイズ(タテ・ヨコ・高さ):75×48×100
- キャリーのサイズ(タテ・ヨコ・高さ):56×30×47
- 折りたたんだカートのサイズ(タテ・ヨコ・高さ):85×48×24
- カートの重さ:8.4kg
- キャリーの重さ:2.9kg
- 車輪:4輪・シングル
- 飛び出し防止リード:2本
イビヤヤ ペットカート
ibiyaya(イビヤヤ)は台湾の快適さや使い勝手を考えた、かわいらしいペットインテリアブランドです。
イビヤヤのペットカートは小型犬が2匹まで乗れます。
キャリーのサイズはコムペットミリミリEGと同じくらいで、2匹乗せるなら2kgくらいまでがおすすめです。
車輪はダブルタイヤで段差には弱いです。
操作性をサポートするサスペンション機能やカートを止めやすくするリアブレーキがついており、普通の道であれば問題なく走行できます。
タイヤが360°回転するので、方向転換などの移動はしやすくなります。
通気性の点では、前面2ヶ所と上2ヶ所がメッシュになっています。
ただ、全面はメッシュ部分があまり広くないので、真夏は特に通気性に懸念が残ります。
カートは片手で簡単に折りたたみでき、折りたたむとかなりコンパクト。
重さもカートだけだと4.5kgでカートの中では軽い方です。
デザイン性・カートのたたみやすさを重視する人におすすめです。
- 耐荷重:15kg
- サイズ(タテ・ヨコ・高さ):76.5×48×103
- キャリーのサイズ(タテ・ヨコ・高さ):48×28×45
- 折りたたんだカートのサイズ(タテ・ヨコ・高さ):48×33×61
- カートの重さ:4.5kg
- キャリーの重さ:2kg
- 車輪:4輪・ダブル
- 飛び出し防止リード:2本
新幹線に乗れるペットカートまとめ
新幹線に乗れるペットカートは以下の5つです。
ペットが新幹線に乗るための条件は鉄道会社によって違います。
基本的な条件は3辺の合計が120cm以内のところが多いですが、利用したい鉄道会社のホームページを確認してくださいね。
\ ペットカートのおすすめNo.1 /