
愛犬の名前を付けるとき、どんな名前にしようか悩むことありませんか?
わんちゃんが最初に覚え、一生呼ばれ続けるので、素敵な名前を付けてあげたいですよね。
この記事では、わんちゃんにつけたら後悔する名前のつけ方を解説します。
幸運を呼ぶ名前も紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
つけてはいけない犬の名前は覚えにくい名前
愛犬につけてはいけない名前は法律的には規制はありません。
愛犬につけてはいけない名前は次の4つです。
- 犬が聞きとりにくい名前
- 長い名前
- 家族と似た名前
- コマンドに使う言葉に似ている名前
犬が聞きとりにくい名前
犬は「a・i・u・e・o」といった母音が聞き取りやすく、「m・k・s」などの子音は聞き取りづらいという特徴があります。
そのため、言葉の最初に母音が先にくる名前の方がわんちゃんにとっては覚えやすくなります。
例えば、「あずき」や「うみ」といった名前は、わんちゃんもすぐに覚えてくれそうです。
ちなみに「もも」は「おお」、「ラテ」は「あえ」といった感じに聞こえている可能性があります。
「こなつ」と「こはる」も両方とも「おあう」と聞こえているかもしれませんね。
長い名前
わんちゃんはものを覚える時、「動き」と「音」で覚えます。
そして、わんちゃんは動きよりも音の方が覚えるのが苦手です。
おてやおすわりなどのコマンドは手の動きと音を聞いて覚えますが、名前は音のみなので短い名前が合っています。
例えば、次の2つの名前はどちらの方が覚えやすいでしょうか?
- もか
- クランブル
「もか」のほうが短くて覚えやすいですよね。

短い名前の方がとっさの出来事があったときにも呼びやすいのでおすすめです。
家族と似た名前
家族と似た名前も避けた方が良いです。
名前が完全に同じでなくても、家族の誰かと響きが似ているとわんちゃんは自分のことを呼ばれていると勘違いしてしまいます。
家族と似た名前だと、別の家族の話をしているときにわんちゃんは呼ばれたと思って何度も反応します。
呼ばれたはずなのに飼い主さんはこちらを見てくれず「なんで呼んでいるのに無視するの?」と思ってしまい信頼関係が崩れていくことも。
多頭飼いの場合は、「モモ」と「ココ」のような母音が同じ名前は聞きとりにくいので、避けるのが無難です。
コマンドに使う言葉に似ている名前
コマンドに似ている名前も名前として覚えにくく混乱してしまいます。
次のようなコマンドに似ている響きの名前は避けましょう。
- おすわり
- おて
- おかわり
- おいで
- ふせ
どうしてもコマンドに近い名前を付けたい場合は、コマンドを別の言葉に言い換えてあげるとわんちゃんにとっても分かりやすいですよ。
幸運を呼ぶ犬の名前
ここまで、つけてはいけない犬の名前を見てきましたが、逆に幸せを呼ぶ名前もあります。
幸せを呼ぶ名前には、縁起がいいものを連想させる名前です。
例えば、次のようなものがあります。
- 麦(ムギ)…豊作・豊穣の意味を持ち、恵みや豊かさを感じさせる。
- 福(フク)…幸運・幸せの意味。誰が見ても縁起が言葉を連想させる。
- あんこ…お祝いのお菓子に使われるため、縁起が良いイメージがある。
- まる…丸は無限を表す縁起が良い文様
このように、縁起が良いものに由来している名前は意外と多くあります。
麦は豊作・豊穣のほかにも丈夫に育ってほしいという意味もあり、幸運を呼ぶ名前でも言葉によって込められる想いも変わってきます。
つけてはいけない犬の名前まとめ
つけてはいけない犬の名前は法律的には決まっていません。
しかし、愛犬が勘違いしやすい名前は避けた方が良いです。
つけてはいけない犬の名前
- 犬が聞きとりにくい名前
- 長い名前
- 家族と似た名前
- コマンドに使う言葉に似ている名前
言葉の意味を考えながら、素敵な名前を付けてくださいね。